複数行に渡って、1つの行に3種類の情報、「文書番号」「棚の置き場所(右下など)」「内容(xxxxなど)」が書かれている文書(文字のかたまり)を、タブを使って語頭を揃えてレイアウトします。タブによる語と語のスペースを表すリーダー記号も使います。左端揃えで「文書番号」、真ん中あたりに揃えて「「棚の置き場所(右下など)」、右端揃えで「内容(xxxxなど)」にしています。
1. タブとリーダー設定
2. タブ位置変更
使用ソフトバージョン
OSバージョン: Windows 11
Office バージョン:2021
ソフト:Word
1. タブとリーダー設定
左端揃えで「文書番号」、左揃え16字で「棚の置き場所(右下など)」、右揃え40字で「内容(xxxxなど)」タブを設定します。注意事項として、タブを設定する操作を行う時は必ず対象となる文書を全て選択(アクティブ)状態にしてください。
① タブ設定する文書を全て選択(アクティブ)
② 「表示」タブを左クリック→「ルーラー」の☑を入れるとツールリボンの下に「ルーラー」表示
③ 「ホーム」タブを左クリック→リボン「段落」の[編集記号の表示]ボタンを左クリック→「段落」の[Γ↘]を左クリック
④ 「インデントと行間隔」の[タブ設定]を左クリック
⑤ 「タブとリーダー」のポップアップが表示(「タブ位置」ボックス空欄)
⑥ 「タブ位置:」ボックスに「16」を入力→「配置」の「左揃え」[◎]を左クリック→「リーダー」の「・・・・・・・・(5)」[◎]を左クリック→[設定]を左クリックで1つ目のタブ設定「タブ位置:16字」完了
⑦ 1つ目のタブ設定「タブ位置:16字」が表示されている。2つ目のタブ設定「タブ位置:」ボックスに「40」を入力→「配置」の「右揃え」[◎]を左クリック→「リーダー」の「・・・・・・・・(5)」[◎]を左クリック→[設定]を左クリックで完了
⑧ 2つ目のタブ設定「タブ位置:40字」が表示されている。[OK]を左クリック
⑨ 設定したタブを使って語を配置する。語末と語頭の間に「カーソル」を置いてキーボードの[Tab]を押す(1行目の場合「文書番号」の語末「4」と「棚の置き場所(右下など)」の語頭「右」の間)《注》[Back space]キーはカーソルを1つ前のタブ設定位置に戻す
⑩ 「右」が16字目まで移動して「4」と「右」の間にタブスペースができる(「4・・・→・・・右」の「・・・」がリーダー記号で「→」が編集記号)
⑪ 「下」と「x」の間にカーソルを置いて[Tab]を押すと語末「x」が40字目(右端揃え)まで移動して「下」と「x」の間にタブスペースができる
⑫ 2行目以降も同じ操作をして最後の行の「上」と「d」の間にタブスペースができ完了。「段落」の[編集記号の表示]ボタンを左クリック→リーダーの上に被さって表示されていた編集記号「→」を非表示にして完成
タブとリーダー設定は以上です。
2. タブ位置変更
左端揃えで「文書番号」、左揃え16字で「棚の置き場所(右下など)」、右揃え40字「内容(xxxxなど)」でタブが設定されている文書の「棚の置き場所(右下など)」を左揃え20字に変更します。注意事項として、タブを設定する操作を行う時は必ず対象となる文書を全て選択(アクティブ)状態にしてください。
① 左揃え16字タブと右揃え40字タブが設定されている文書全体を選択→「ホーム」タブを左クリック→リボン「段落」の[編集記号の表示]ボタンを左クリック→「段落」の[Γ↘]を左クリック
② 「インデントと行間隔」の[タブ設定]を左クリック
③ 「タブとリーダー」の「タブ位置:」の「16字」を選択(ボックスの中にも「16字」が表示される)→[クリア]を左クリックで左揃え16字タブ設定は解除される
④ 「タブ位置:」ボックスに「20」を入力→「配置」の「左揃え」[◎]を左クリック→「リーダー」の「・・・・・・・・(5)」[◎]を左クリック→[設定]を左クリックで1つ目のタブ設定「タブ位置:20字」完了
⑤ 「タブ位置:16字」の表示は無くなり、代わりに1つ目のタブ設定「タブ位置:20字」が表示されている。[OK]を左クリック(なお、タブ設定を全て解除する場合は[すべてクリア]を左クリックする)
⑥ 1つ目のタブ設定位置の変更が反映してタブ位置が「20字」目になり、「棚の置き場所(右下など)」もすべて移動している
⑦ 「段落」の[編集記号の表示]ボタンを左クリック→リーダーの上に被さって表示されていた編集記号「→」を非表示にして完成
タブ位置変更は以上です。
下記の別記事で、改行の削除/挿入による文書形式変更(箇条書き⇔段落文章)を解説していますので、合わせてご参照願います。