Wordのページ設定、ルーラー、選択部分文字数カウント、カーソル位置（行ｘ列）表示設定について解説します。
今回ページ設定で設定変更するのは余白だけですが、ページ設定の欄に行数や列数などがありますので、一度どのような設定項目があるのかご確認ください。文字数カウントについては書面全体だけでなく、部分的な文字数カウントも説明しております。
1．ルーラー表示設定
2．ページ余白設定
3. 行番号・列番号・文字カウント表示設定
使用ソフトバージョン
OSバージョン： Windows 11
Office バージョン：2021
ソフト：Word
1. ルーラー表示設定
行・列設定文字数の書面割を表示する機能、および、段落を設定する際にも使える機能なので、ページ設定前に表示の有無を確認し無ければ表示しましょう。
① [表示]タブを左クリック
② [ルーラー]のボックスを左クリックして☑を入れると、行数（縦軸）と列数（横軸）ルーラーが上部中央と左側に表示される。
以上でルーラー表示設定は完了です。
2. ページ余白設定
文書内容や作成指示などに合わせて、初期設定から変更します。今回は初期設定の余白「30-35㎜」が大きいので「27㎜」に変更します。
ページ初期設定
用紙サイズ： A4
文字方向： 横書き
余白： 30-35㎜
行数： 36行
①「レイアウト」の「段落」の[コーナーボタン（Γ↘）]を左クリック
②「ページ設定」が表示されるので設定内容を確認する（今回「文字数と行数」は変更しない）
③ [余白]タブを左クリック
④「余白」の「上」が35㎜に設定されている
⑤ 半角数字入力にして、「27」入力
⑥「下」の「30㎜」に設定されているボックスを選択（以降[Tab]キーを使って移動すれば便利）
⑦「下」のボックスに半角数字で「27」入力
⑧「左」の「35㎜」に設定されているボックスを選択（[Tab]キーを使って移動）
⑨「左」のボックスに半角数字で「27」入力→「右」の「30㎜」に設定されているボックスを選択
⑩「右」のボックスに半角数字で「27」入力→[OK]を左クリック
変更後
余白： 27㎜
行数： 38行（余白変更に伴い自動的に36行が38行に変更されている）
以上でページ余白設定は完了です。
3. 行番号・列番号・文字カウント表示設定
カーソルの位置や書面文字数情報を表示する機能なのでこれも表示有無を確認し、無ければ表示しましよう。
① ステータスバーを右クリックする。
② 「ステータスバーのユーザー設定」欄が現れ、「行番号」「列番号」「文字カウント」「文字のカウント（スペースを含む）」に☑が入っていないことが確認される。
③ 「行番号」「列番号」「文字カウント」「文字のカウント（スペースを含む）」に☑を入れると、ステータスバーのページ数表示右側に「行： 38」「列： 43」「1595単語（文字数）」「1596文字 （スペースを含む）」が表示されている。
④ カーソルのある位置表示として縦軸ルーラーで38行目、横軸ルーラーで43列目となっている（1行当てりの全角文字数は42文字）。38行目41列目をスペースにしているので、単語（＝文字数）1595（42文字/行ｘ38行－1文字＝1595文字）、文字（スーペス含む）は1596となる。
⑤ 選択部分の文字数（スペース含む3文字と含まない2文字）が表示されるので、入力済み全体文字数以外に部分文字数がカウントできる。
以上で行番号・列番号・文字カウント表示設定は完了です。